2026年 稽古会スケジュール|
《4月〜5月》
岩田奈津季「そっとしておく」
4/22(水)19:00〜21:00 会場:ユングラ
5/13(水)19:00〜21:00 会場:ユングラ
草野なつか「あなたの顔をよく見つめることで発見をする(かもしれない)、うそや本当にまつわるいくつかの実験」
4/14(火)19:00〜21:00 会場:SCOOL
4/28(火)19:00〜21:00 会場:ユングラ
中山奈美「価値 / スティグマ / ルッキズム「暗闇で対話してみる」」
4/15(水)19:00〜21:00 会場:SCOOL
5/12(火)19:00〜21:00 会場:SCOOL
村社祐太朗「そうなった理由は複数ある」
4/11(土)11:00〜14:00(途中休憩あり) 会場:SCOOL
5/9(土)13:00〜16:00(途中休憩あり) 会場:ユングラ
−−−
《6月〜7月》
石川朝日「[一人で/他人と・あてどなく/目的地をきめて]歩くその間のグラデーション」
6/19(金)18:00〜21:00 会場:SCOOL
7/21(火)18:00〜21:00 会場:ユングラ
金川晋吾「見ること見られることの稽古」
6/2(火)19:00〜21:00 会場:水性
6/23(火)19:00〜21:00 会場:水性
中條玲「他人が食べるものをつくる」
6/9(火)19:00〜21:00 会場:水性
7/15(水)19:00〜21:00 会場:ユングラ
宮坂遼太郎「ミニ・愛を持って狭い道をすれ違うための練習(一旦共感をやめるぞ)」
6/10(水)19:00〜21:00 会場:ユングラ
7/1(水)19:00〜21:00 会場:ユングラ
参加費:1,000円+ドネーション
予約不要。直接会場にお越しください。
定員はユングラ10名まで、SCOOL15名まで、水性15名までで先着になります。
開始20分前よりお入り頂けます。
各回の稽古時間は、少し伸縮する可能性があります。
お問い合わせ:[email protected]

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稽古内容(2026年)|
岩田奈津季「そっとしておく」
これまで、他者との関わりにおける権力関係や身体の状態の変化に関心を向けてきましたが、最近は急速な変化を求めない「そっとしておく」という振る舞いに興味があります。完全に放っておくのではなく、絶妙な手入れを行うことで、そのものの本質が立ち現れてくることがあります。物に対する手つきや実践を通して、この振る舞いを行為として考えてみます。
草野なつか「あなたの顔をよく見つめることで発見をする(かもしれない)、うそや本当にまつわるいくつかの実験」
プレイヤーと観察者に分かれてごく簡単なゲームやごっこ遊びを行い、にんげんの、表情や声色に微細に現れる「うそ」や「その裏にあるほんとう」について考える場を作りたいです。ディスカッションの場も設ける予定ですし、ただでさえ自分の「かたち」や行動をまじまじと見られることは暴力性を孕んでいると思うので、最大限暴力的な場にならないための取り決めは、最初にきちんと行います。
基本的にはとにかく楽しく朗らかに、そして各々が、日常生活に何かを持ち帰ることができるような場に出来ればいいと思っています。よろしくお願いいたします。
中山奈美「価値 / スティグマ / ルッキズム「暗闇で対話してみる」」
乱世ですね。対話はますます難しく私自身は何を手がかりにどこに向かうのか迷子になっています。そこからどこかに行くために稽古を始めようと思います。今回は暗闇や視覚条件が変わる中で参加していただいた方と対話したいと思っています。私自身は世界の複雑さに身動きが取れない感覚があるので、まず視覚という要素を減らして話してみたい。戦争やパレスチナ問題など重い話題を扱うかもしれません。そこからどこに行けるのかはわかりませんが、直感にしたがってやってみます。
村社祐太朗「そうなった理由は複数ある」
まとまった話をする、それを聴く、という行為を通して、「そうなった理由」について考えを巡らせる機会をつくる。話の小さな徴から逞しい解釈(仮説)を繁茂させ「そうなった理由」が複数あることを予感する技術を、実践から取り出せるかどうか試みる。いわば因果論から距離を取るためのストレッチだが、それをレパートリー化できたら役に立ちそうなので、それを試す。
石川朝日「[一人で/他人と・あてどなく/目的地をきめて]歩くその間のグラデーション」
一人で能登半島の先端を目指したり、あいた時間に散歩をしたり、友達と山頂を目指して歩いたり、誰かと同じ主張を持ちながら歩いたりします。
今回の稽古会では、みんなで集まって歩くその時間を、あるいは歩くその状態を、現実的な振付を使って、あるいは想像のフィクションを使って、そのグラデーションを文字通りさまよいながら私たちが一緒に歩くことを考えたいです。
もしかしたら元に戻れないくらいバラバラになるかもしれません。
もしかしたら元に戻れないくらいくっついてしまうかもしれません。
私たちが一緒に歩くことを考えたいです。
1回目 6/19(金)18:00にSCOOL集合〜ユングラまで歩く(ユングラ解散)
2回目 7/21(火)18:00にユングラ集合〜SCOOLまで歩く(SCOOL解散)
金川晋吾「見ること見られることの稽古」
稽古会という場で、人を見ること、人に見られることをやってみたいと思います。見ることや見られることは意識するともなしに常時おこなわれていることだと思うので、それをもう少し意識をしてやります。具体的にはその場にいる人たちでたがいに見ることと見られることを時間をかけてやります。見ることと言葉との関係についても、話がしたいです。あとはもし可能であれば、見ることに伴うとされる「暴力性」についても考えることができたらと思っています。
中條玲「他人が食べるものをつくる」
これまで、ぼくが食事をつくり人に食べさせる、つまり、ぼくは食べさせる側に立ち続けて、誰かが食べてくれるという関係性での試行を続けてきました。今回は、全員が食べさせる側で食べる側でもある、友好的なホームパーティーのような時間から考えはじめてみようと思います。
ぼくは、他人が食べるものをつくっているとき、いま触っている食材が、そのまま他人の喉元を通り抜けることを考えます。そのことを共有してみて、実際に手を動かしてみます。作りはじめる前におしゃべりをしてみたり、一つの料理を一緒に作ってみたり、作っている最中の様子を記録してみて「何が見えるか」を考えてみたりします。あと、みんなでスーパーマーケットに行きましょう。あそこはお金を出したらなんでも使っていい、いわばアトリエです。最後には食事ができると思うので、みんなで食べてみます。
宮坂遼太郎「ミニ・愛を持って狭い道をすれ違うための練習(一旦共感をやめるぞ)」
どうすれば世の中は良くなるのか〜そもそも「良い」世の中ってなんなのか!ということをよく考えます。この問いは考えれば考えるほど難しく、そもそも大きすぎます。しかし重要であることもまた事実で、これをカロリーなく実現可能な手のひらサイズに縮めてみたとき、ひとつ私が思いついたのは「狭い道でのすれ違い」です。生身でも自転車でも車でも、狭い道に行く人来る人が同着してしまった場合、身を細くしたり譲り合ったり、突如協働的な工夫が発生します。こうしたときにちょっとした気遣いや挨拶とかが発生すると、個人的にはかなりアガります。
わかりあえるかどうかわからなくても、友達じゃなくても、ミニな危機を一緒に乗り越えられる。一瞬優しくできる。この感覚を拡大していくことは、分断著しい現世をそれでもみんなで生きていくために大事かもしれないし、この感覚が共有されている世の中というのは、実は結構実現可能な「良い世の中」なのではないかと考えてみています。
「対話」というものが重要とされて久しい昨今ですが、意見の違う人間が話し合って止揚的に新たな結論を導き出すことは、絶え間なく続く日常のレベルではなかなか難しくて、放り出してしまいがちです(もちろんある種の仕事や政治のレベルでは極めて重要であるという前提はありつつ)。
これを「面倒だからやめだ!」と言って廃棄するのでもなく、「努力が足りない!」と言って強制力を強めるのでもなく、できるくらいのカロリーに落としてなお大事にするという道を探ってみたい気持ちがあります。
例え充実した対話ができなくても、自分と違う他者の存在を「いるな」と認識できれば、そこに愛というほどでもないミニな愛が発生し、結果が変わってくるのではないか?
具体的な方法として、ややトレーニング的に「共感」=自分主体で相手を見たり聞いたりすることをやめてみる、という感覚を大事にしながら、以下のようなことをやってみようかと思います。
・ジンギスカンキャラメル(10人が10人違う感想を持つとされる食物)を食べて、感想を言い合う。
・自分の好きな音楽(自分は好きだけど、他の人はそんなに好きじゃない可能性が考えられるものだとベストかも…)についてそれぞれ話し、流してみる。
・会の始めと終わりに、簡単に音の出せる楽器を使ったシンプルな即興演奏をやってみる(楽器はこちらで用意します)。感覚が変わるかどうか確かめる。
(このアイデアは、俳優の西山真来さんが2019年にやっていた「自分と全然感覚の違う他者の気持ちになって考えてみる」という趣旨のパフォーマンスに大きく影響を受けており、そのお話もどこかでしたいです。)
2025年 稽古会スケジュール|
《4月〜5月》
inter/view(黒木麻衣、坂藤加菜)「線が残す身体/身体が生む線」
4/8(火)19:00〜20:30 会場:SCOOL
4/23(水)19:00〜20:30 会場:ユングラ
高嶋晋一「探究会:あるをする」第九回 中心を再興する・第十回 固体と液体のあいだ
4/25(金)19:00〜21:00 会場:水性
5/23(金)19:00〜21:00 会場:ユングラ
中川友香「オブジェクトシアターへのステップ」
4/16(水)19:00〜21:30 会場:ユングラ
5/14(水)19:00〜21:30 会場:ユングラ
矢野昌幸「眠りで浮遊する訓練」
4/18(金)19:00〜21:00 会場:ユングラ
5/7(水)19:00〜21:00 会場:ユングラ
山川陸「メタル整体」
4/19(土)15:00〜17:00 会場:ユングラ
5/10(土)15:00〜17:00 会場:SCOOL
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《8月〜9月》
金川晋吾「見ること見られることの稽古」
8/25(月)19:00〜21:00 会場:水性
9/2(火)19:00〜21:00 会場:水性
土屋光「音と言葉で空間をスケッチして聴く」
8/4(月)19:00〜21:00 会場:ユングラ
8/26(火)19:00〜21:00 会場:ユングラ
根本しゅん平「振・付・会・話」
8/27(水)19:00〜21:00 会場:ユングラ
9/9(火)19:00〜21:00 会場:水性
松本真結子「キク・カナデル身体を記録する」
8/1(金)19:00〜21:00 会場:ユングラ
9/5(金)19:00〜21:00 会場:ユングラ
宮崎晋太朗「作品鑑賞ワークショップ「景色を訪ねる」」
8/14(木)18:00〜21:00 会場:ユングラ
9/1(月)15:00〜19:00 会場:SCOOLvv
稽古内容(2025年)|
inter/view(黒木麻衣、坂藤加菜)「線が残す身体/身体が生む線」
身体から立ち上がるドローイング、ドローイングから振り付けられる身体を行き来して、実際に描いたり動いたりします。
その後に残るもの(紙に描かれた線)残らないもの(空間にあった身体)を考えながらすごしてみます。
高嶋晋一「探究会:あるをする」
<第九回 中心を再興する>
見る(注視する)ことは中心をつくることだと仮定してみます。中心があればこそ、中心ではない周縁が生じ、周辺視なる見方も、臨界(エッジ、キワ)も生じます。しかし私たちは眼としてだけでなく身体としても存在するので、「重心」という別の中心があることも知っています。では、複数の中心があるとはどういう状態なのでしょうか? また、中心など存在しないと仮定すると、見る行為はどのように変質するのでしょうか? 絵画の構図分析や、限られた区域に事物を配置することなどを通して、「中心をつくる」という行為を即席で上演します。
<第十回 固体と液体のあいだ>
私より軟らかいものを私が棄損することは簡単です。私より強靭なものによって私が毀れることも簡単です。豆腐を手の平に載せ握れば豆腐は潰れるし、地震で家が崩れればそこにいる私は潰れる。「壊れやすいものに触れること/壊れやすいものとして触ること」のたやすさと、私の身体が尺度であることに飽きたら、何をすればよいのでしょうか。物質的な素材、とりわけ固体の弾性と液体の粘性の双方の性質を併せもつ「ゲル」をヒントに、行為をセッティングしたり遂行したりする際につきまとう「脆さ」と「安定」の問題について探ります。
中川友香「オブジェクトシアターへのステップ」
動く・動かす・動かないについて感じ直したり、声の出し方やみられる意識をできるだけほぐしてみたい。
参加者にとって親しみがあるものや、動かしてみたいものを持ってきてもらう。
ものの用途を一旦忘れて、素材や肌触り、どんな運動ができるのか、など細かく分けて発想しながら、ものと自分を動かしてみたり、置いてみたりすることを試す。順番にやってみて、起こったことや見えたことについて話す。(1回目)
動きや配置のポテンシャルを探ったのち、自分とものが出演する超短編を作る。作ったものをお互いに見て話した後に、もう一度やってみる。(2回目)
矢野昌幸「眠りで浮遊する訓練」
まず、みんなで眠ることを試みます。そして眠りに落ちそうになった時に、そのまま眠りに落ちず、かつ覚醒せずに、眠りに落ちかけている状態を保ってみる。というのを訓練します。2日目は、身体は眠っているけど意識は起きている、意識は眠っているけど身体は起きている、みたいなことを試もうかと考えております。
山川陸「メタル整体」
いくつかの経験が混線してこの稽古に至ります。そのうちのふたつ。
・2023年12月の夜、いつものようにメタルを流したら、全部の音を一体に聞きながら、同時に、ばらばらな要素としても聞けた。10年以上聴いていた曲の初めての聞こえ方。
・2025年1月の朝、痒くて腕をゴシゴシ擦ったら、身体の外から擦るのと内で滞りが流れてゆくのを、同時に感じた。なお整体で他人に触られているときは、近からず遠からず。
これまでの活動全般で、事象の経験というものを(言語的な)ひと連なりのものとして扱ってきました。そうとしか書けなかったからです。でもおそらく、それらはすべて“同時に”感覚されてもいました。このことをもっと考えるため、一人で温めてきたこれらの経験を、他の人と一緒にやり直してみようと思います。山川なりのボディワークのようなものになるはずです。
※この稽古では(比較的大きな音で)過激な(とされる)音楽を流す予定です。騒がしい質感の音をそのまま聞く方が稽古のねらいを共有しやすいですが、耳栓の貸出も可能です。
※参加者同士の身体接触はありませんが、山川が参加者の方の身体に触れる/参加者の方に山川の身体に触れてもらうことがあります。接触を避けたい方は、参加時にお知らせください。
金川晋吾「見ること見られることの稽古」
稽古会という場で、人を見ること、人に見られることをやってみたいと思います。見ることや見られることは意識するともなしに常時おこなわれていることだと思うので、それをもう少し意識をしてやります。具体的にはその場にいる人たちでたがいに見ることと見られることを時間をかけてやります。見ることと言葉との関係についても、話がしたいです。あとはもし可能であれば、見ることに伴うとされる「暴力性」についても考えることができたらと思っています。
土屋光「音と言葉で空間をスケッチして聴く」
音を聴いて言葉にする/言葉を読んで音にする、この二つ行為から立ち上がる空間をスケッチしてみたいと思っています。会の流れとしては、土屋が作成した譜面(あるいは戯曲)に書かれている指示に沿って録音をします。8/4(月)はユングラで録音して屋外でそれを聴き、8/26(火)は屋外で録音してユングラで聴きたいと思っています。聴いた後は、録音物(スケッチした空間)に対して、それぞれが感じた事、捉えた事などを話し合いたいです。
根本しゅん平「振・付・会・話」
振付(もしくは振り付ける)という事を、一旦ダンスから引き離して、参加者とともに、考え、見つけ、問いていく会。
松本真結子「キク・カナデル身体を記録する」
わたしたちは、音楽と音を、あるいは音とノイズをどのように区別しているのだろうか?本プロジェクトでは、この問いをきっかけに、音が音楽になる、あるいは音楽が音に、音が環境にかえる"間"にある事象を、聴くからだと奏でるからだを記録することを通してリサーチする。
宮崎晋太朗「作品鑑賞ワークショップ「景色を訪ねる」」
・集まった人で、作品を見る、読むなどをして、そこで感じたこと、思ったことを話しあう
・ワークショップの情報共有、時間と場所の設定、進行、話し合いの形式を試行錯誤する
・現在、鑑賞作品を選定中
・全2回で、感想や見ていて思い浮かんだことを口にすること→参加者同士で当事者性を帯びた発言を共有するような話し合いが生まれる設計を模索したい
今回の稽古会では、「何かを見て話す」際の
1. 見方(観察の視点・フレーム)
2. その見方を質問に応用する方法
を探求することを大目的に進めます。
当日は、目下検討中の「観察の公式」
(対象(T)/距離(D)/角度(A)→ 感情(E))を使って、見たこと・聞いたことを整理する練習を行い、進み具合に応じて観察をもとにした質問を試します。
予定している流れ
8/14:「観察の公式」の精度を高めるワーク
9/1:映像作品を鑑賞し、その場で公式を使った実験
※進行状況によって内容変更の場合あり
全体スケジュール(予定)|
2025年
4月~5月 稽古会①の実施 5名×各2回、オブザーバーによる記録の公開
8月~9月 稽古会②の実施 5名×各2回、オブザーバーによる記録の公開
10月 振り返りトークセッション
2026年
4月~5月 稽古会①の実施 5名×各2回、オブザーバーによる記録の公開
6月~7月 稽古会②の実施 5名×各2回、オブザーバーによる記録の公開
9月 振り返りトークセッション
10月 ワークインプログレス公演の実施 会場:水性(予定)
2027年
3月~4月 稽古会①の実施 5名×各2回、オブザーバーによる記録の公開
7月 ワークインプログレス公演の実施 会場:SCOOL(予定)
8月~11月 アーカイブ冊子の製作